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2009年1月13日 (火)

試される、「決意の強さ」

新しいことを始めようとすると、最初の一歩を
踏み出すエネルギーが必要だ。

先日の記事では、最初の一歩を踏み出すハードルを
いかに下げるかについては述べた。

1月3日:「最初の一歩は小さく
1月4日:「前のめりになれば、最初の一歩が出る

最初の一歩さえ踏み出せれば、
二歩目、三歩目のハードルは低くなるので、
その後継続していくことは楽になっていく。

     ***

それでも、ひとつのことをコツコツ続けていくと、
決して順調なだけではない。

しばらく続けていると、かならず試練のときが
やってくるものだ。

ここをいかに乗り越えるか。

これが、取り組みを成功させるための、
「最初の一歩」の次に来るポイントと言える。

ものごとは、自分の思い描いた通りに
進むことはあまりない。

たとえば、新年の目標で「早起き」を
掲げたとする。

これまでの2週間は順調に、自分でも意外なほど
「早起き」がうまくいく。

3日坊主ともおさらばか。

そんな気持ちが芽生えるかもしれない。

そんなとき、体調を崩してしまい、
試練の時を迎える。

何か行動を起こすと必ず、このような「試し」が
入るようになっている。

「試し」とはどういうことか?

それは、あなたが目標を達成しようという気持ちが
どれだけ強いものか、「決意の強さ」を試されて
いるということなのだ。

ここで負けているようだと、ものごとはなかなか
思うようには運ばないだろう。

この「試し」を乗り越えていくことは、
思考習慣、行動習慣を強固なものにするためにも、
とても大切なことだ。

「試し」に負けると、やがて負けることが
普通になっていく。

― ものごとは、うまくいかないもの。

これがデフォルトの考え方として定着してしまう。

これが思考習慣として身についてしまうと、
当然ながら行動習慣も「負けること」を前提とした
ものになってしまう。

次第に、前向きな思考や行動から遠ざかり、
悪い循環に陥っていく。

これは、とても恐ろしいことなのだ。

「試し」に負けないためには?

まず、何か新しいことを始めようとしたら、
必ず「試し」が入ることを覚悟しておくことだ。

必ず、試されるときは来る。

その覚悟を決めておけば、
思い通りにいかないことがあっても、
あっさり負けることはないだろう。

もうひとつ。

私も日ごろから意識していることだが、
やはり、成果を求めずに淡々と続ける姿勢だ。

がんばって、奮起して始めたことが、
そのがんばりの甲斐なく、成果につながらない。

そんなことは普通に起こること。

がんばりと成果は正比例のグラフにはならない。

がんばりの積み重ねが一定量に達して初めて、
緩やかな成果のカーブが上へ向くのだ。

だから、何かを始めるときに、
成果を期待しすぎていると、
「試し」に負けやすくなる。

結果を求めず、淡々と続ける。

そんな姿勢で、ものごとを積み重ねることは、
結果を出すためにはとても大切なことだ。

最後に、私のお気に入りの話を。

     ***

お釈迦さまの弟子に、

いくら教えても聞いたそばから

忘れてしまう男がいました。

彼は絶望して「もう弟子をやめさせてください」

と言ったところ、

お釈迦さまは「掃除だけやっていなさい」と言って

1本の箒を渡しました。

彼は明けても暮れてもひたすら掃除を続けたら、

のちに名僧といわれる人物になった。

―『35歳までに必ずやるべきことー運をつかむ人になれ―』
 重茂達(おもいとおる)著(かんき出版)

さて、三連休明け。

正月気分もすっかり吹き飛んだだろうか?

年初に灯した決意の火を絶やすことなく、
今日もまた新たな1つの軌跡を!!

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